「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当がつかないのです」 太宰治の「人間失格」を読み返してみて。 人間失格といいながら、誰よりも人間らしいのではないかと感じた。 器用すぎるが故の不器用、とでも言うべきか。 恥を…

少し前に購入した「東京百景 （著）又吉直樹」を読んだ。 東京百景 （著）又吉直樹 筆者の思う東京、筆者の見てきた東京が描かれている。 冒頭、「しかし、これが僕の東京なのだ。」という文があった。僕の東京という表現は、どのガイドブックよりも私の興味…

最近読んだ本 ・正欲 朝井リョウ ・ペルソナ-脳に潜む闇 中野信子 読みたい本 ・新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門 単行本 「正欲」 www.shinchosha.co.jp 率直にとてもとても良かった。 決して爽やかな本ではないし、もやもやが残る部分も沢山あるけど、自…